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  • ミク、 リン、 レン、 KAITO、 ルカ
    • フランケンシュタインの恋人KAITO
    • 2019.01.19
    • 歌詞
      怖い夢を見たんだね
      嵐の夜だからさ
      もう一度、さあ、おやすみ

      明日が君に優しく
      愛しくありますように
      月光(ひかり)の導に沿って
      どうか迷わないように

      小さな灯りで
      絵本読み聞かせた

      腐乱した心臓ぎゅっと握っても
      痺れ、痛み無いようで
      だから大丈夫
      どうしてか苦しい空っぽの胸に
      君の温度をひとつ
      詰めたなら微睡(ねむ)れそう

      そっと頬にキスをして
      さよならの代わりにしよう
      愛してくれてありがとう
      次は素敵な恋をして

      細いプラチナ
      流星群に乗せて

      寂しくないようにおまじないをあげる
      優しい音のオルゴール
      だから泣かないで
      どうしたって消せない君の記憶(なか)の僕
      穏やかな過去になれと
      せめてただ祈らせて

      腐乱した心臓ぎゅっと握っても
      痺れ、痛み無いようで
      だから大丈夫
      どうしてか苦しい空っぽの胸に
      君の温度をひとつ
      詰めたなら微睡(ねむ)れそう
    • MP3
    • イラスト

      Illustration by 祭野
    • 幸せな結末を望むなら KAITO
    • 2018.11.13
    • 歌詞
      細い気泡(あわ)が爆ぜるような
      少しの違和感が欲しい
      何かがふと変わるなら
      その場凌ぎの嘘でいい

      僕ならずっと愛してあげられる
      触れたい時に触れられる
      ただ僕の手を取ってくれたのなら
      幸せになれるのに

      口実のキス、釈明して、嘘吐きの顔で
      建前に隠す本音が知りたい
      純白に、爪を立てて、唇を寄せて
      繊細なレースに染みが残る
      君が刺した甘い棘の毒は
      ゆっくり確実に僕を循環(しはい)する

      君が添えた花束を
      優しい風が攫ってく
      君の中で生きている
      呪いにも似てる約束

      今夜もずっと眠れないのならば
      朝まで未来(あす)の話をしよう
      悲しいシーンは全部切り取った
      お伽話を聞かせよう

      上がる熱、軽い頭痛、眩暈と浮遊感
      その腕を引いて攫えたのなら
      泣いて鳴いて、喉を嗄らして、名前を呼んで
      満足に呼吸も出来やしない
      忠実(きれい)に模した君の理想になるよ
      泡沫の雨が今も降り続く

      指先へ、白い背中へ、濡れた首筋へ
      寂しさで愛情(きもち)を量らないで
      混ざる息、滴る汗、あぁ、喉が震える
      まるでほら飢えた獣のようだ
      きっとこれも愛だと錯覚して
      ゆっくり確実に君を循環(しはい)する
    • INST
    • MP3
    • イラスト

      Illustration by 由杞 ( pixiv )
    • ニガヨモギの祝福 レン
    • 2018.10.06
    • 歌詞
      作詞:夢見里龍(カクヨム)(Twitter)


      最後まで振りかえらずにいて
      希望は朔日に棄てた
      葬った薔薇の香り骸(はだ)に
      残して 灼け落ちる君に祝福を

      魚の群に添い 羽搏く蝶の哀を知る
      破れかけた胸に 共謀(ちかい)の接吻を落とした

      言の葉は褪せやすく 朽ちぬ薔薇はないならば
      君の劇痛(いた)む傷だけ 僕にくれないか

      愛になれず 愛といえず
      等しい罪を食むだけ
      幻想(ゆめ)は視れず 現(うつつ)に惑い
      堕罪の果て
      君を連れて 墜ちよう

      産まれ落ちた罪は にがい蓬の味がした
      幸福(しあわせ)を愛せない
      君に茨のかんむりを

      胚胎の朝を遠ざけて
      明けぬ夜を繰り返す
      原罪の実を口移す 毒を分けあって

      愛になれず 愛といえず
      ゆがむ影を縫いあわせ
      懺悔はせず 罪なき瑕(とが)に殉じ
      道連れなら
      僕を選んでほしい

      皓き帳 焔(ひ)に焼べ
      ふたり いま
      不在の神(かみ)にそむいて

      最後ならば 凛と微笑って
      棄てていくのは僕らだ
      神のいない 天幕(そら)を燃やす
      僕と君に 苦き星の 祝福を

    • MP3
    • 滲んだ視界の鮮やかな色彩
    • 2018.08.19
    • 歌詞
      泣きたくなかった。絶対に泣きたくなかった。
      目に溜まった涙のせいで視界が滲んで色しか認識できなくなる。
      泣きたくない、と堪えれば堪えるほど視界は滲んでしまう。
      いっそ涙が落ちてしまえば視界は晴れるはずだけど、
      一度それを許してしまうと
      もう止めることは出来ないと分かっているから、 唇を噛んで堪えた。


      ■ ■ ■


      止まったままのあの夕暮れを
      ひとりきりでまだ眺めている
      永遠のように沈まぬ太陽
      影を伸ばし幻を見せる

      僕の知らない君の時間
      誰も知らない黄昏の狭間
      さようならの合言葉で
      細い糸は擦り切れていく

      愛しいのは欲しいのは
      滲む視界を埋める色
      溶けて広がり残像に染み出す
      ゆっくり混ざる君の色を見失うまででいい
      もう少しだけこのままでいさせて

      鍵のない檻 溺れる魚
      致死量には足りないくらいの毒
      本当も嘘も大差はなくて
      君がいない それだけは事実

      息を吸って夢がさめて
      息を吐いてもう一度眠る
      肩を抱いたこの身体に今も残る
      また体温(ねつ)が上がる

      悲しいのは痛いのは
      冷めた風と赤い空のせい
      流れる雲を追う鳥になりたい
      眩んだ両目がまた都合の良い夢を見せる
      君によく似た色を探している

      昨日も今日も明日も
      泣きたいほど君が好きで
      睫毛にのせた涙越しの世界
      無数の光の粒集め束ね一つにして頬を伝った
      視界は今どんな色?

    • MP3
    • イラスト

      Illustration by くるくる数字
    • サイレンに眠る
    • 2018.08.17
    • 歌詞
      傾いた写真の中で君は笑う
      見えない足枷が今も僕を縛る

      濡れて乾き色褪せたカレンダー
      焼けた印の意味はもう分からない
      さよならさえ言わせない
      君らしい別れ

      落ちて行くように眠りたい
      夢だって会えたら素敵でしょう
      置き去りにした容れ物は
      打つ雨が土へと還せば
      響くサイレン

      止まったままの時計
      今も此処に在るもの
      君が恐れていた孤独を今更知る

      積もる埃 指先で拭えば
      懐かしい匂いがする気がした
      自由に価値 見い出せず
      檻を出られない

      泡沫世界 溺れぬように
      白×黒のコントラスト グレーに沿う
      奥まで明けた胸も未だ
      もっともっと抉り出せと脅す

      明けない夜
      ひとりきり閉じ込めて
      瞬きも呼吸も管理して装う
      音が僕を飲み込んでいく
      これは多分最後の警告
      響くサイレン
    • MP3
    • イラスト

      Illustration by 由杞 ( pixiv )
    • しなやかな棘
    • 2017.09.06
    • 歌詞
      剥がれない不安な記憶に
      今が歪み ひび割れてゆく
      最低な心地もリアルで
      僕の中 暴れだす衝動

      つまらない問いでも答えて
      気分次第に君を試す
      帰せない当然Give it to me
      I control your ....
      裏切る事が辛いなら
      少し強引になればフェア?
      醜く貪欲なほどに
      愛したい

      目配せのキスじゃ切ないから
      惹き合う心にもっと火をつけて
      吐息も感じる距離を詰めて
      作り笑顔の君を揺らしたい
      だけどもし君が迷うのなら
      壊しに行くよ

      ずるい嘘 秘密や本音も
      どうか僕だけには教えて
      君の事 なにがあろうとも
      軽蔑したり出来ないから

      もどかしい行為にジレンマ
      目に見える確証が欲しい
      我慢もそろそろギリギリ
      I can't miss it ....
      半端に切り捨てたままで
      僕じゃない体温に触れる
      嫉妬も束縛もエゴも
      見せつける

      渇いた言葉じゃ足りないから
      君の感情にもっと溺れたい
      呆れるくらいに夢中にして
      仕種ひとつで僕を惑わせる
      もし僕を選んでくれるなら
      迷子にさせない

      愛したい?

      目配せのキスじゃ切ないから
      惹き合う心にもっと火をつけて
      吐息も感じる距離を詰めて
      作り笑顔の君を揺らしたい
      だけどもし君が迷うのなら
      壊しに行くよ

    • MP3
    • 輪廻寫眞舘 リン
    • 2017.06.10
    • 歌詞
      (「あの瞬間に戻れたなら」
      そんな馬鹿げた事、誰でも一度くらいは考えるでしょう。
      もしも本当に戻れたなら、
      ”今”は変わると思いますか。
      後悔の過去があるのなら
      輪廻通りの奇妙な昔話を聞かせましょう。)



      アノ子が羨ましいな
      可愛くて愛されてる
      貴女ともお似合いよネ
      屹度誰も彼も夢中にする


      私の影を踏むのは
      黒い不気味な化け物
      レンズを隔てた異界
      何度だって切り取る此の人生(瞬間)

      さあさあ、撮りますよ、笑って、ほら

      幾度目の今日を下って
      貴女は此方には気付かない
      罠に似た何かの所為で
      輪廻は途切れない
      永劫のような季節と
      未練と憧憬は
      寫眞の中へ焼き付けた
      また曼珠沙華が咲いている

      並べた寫眞の数は
      愛の密度と同じネ
      噛み付いて吸い尽くしたい
      飢えを凌ぐ術を知り得ないの

      渇いた喉に刺さった
      小さな棘が抜けない
      血の味も馴染んでくる
      そうねそうよ何かが変わるはず

      痺れた人差し指(ゆび)に込める、後悔、願い

      口先で嘘を歌って
      忘れられるなら簡単なのに
      愛しさは少し歪んで
      輪廻が狂わせる
      巧妙に化けた狐が
      憐れと嗤っても
      寫眞の中で揺らめいた
      未だ此の炎は燃えている

      幾度目の今日を下って
      サヨナラ何て云わないでいて
      昔話 遊女のような
      輪廻に囚われる
      軋む骨は痛むけれど
      何度だって切り取って
      寫眞の中で生き続く
      貴女と私は一つに為る

      つかまえた



      (望み通りの”今”は訪れたと思いますか。
      ところで幾度となく切り取った人生は
      何処へ行ったと思いますか。
      見届けたいと云うのなら、輪廻寫眞舘へお行き為さい。)

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      Illustration by 祭野
    • Spectrum Magician
    • 2016.12.27
    • 歌詞
      手に取ってみたら分かるさ
      種も仕掛けもない事を
      君が気まぐれに指す色
      今ここで変えて見せるよ

      揺れる視界の隅
      はかない夢に何を映そう
      この空間のすべての色は
      僕の手の内

      瞳の奥に仕掛けた
      鮮やかなトリックは完全
      駆け引きの糸を手繰る
      もう君は僕しか見えないはず

      君が言う「まやかし」なんて
      見抜けないなら無意味だね
      簡単な変化でさえも
      見落としてる、気付けないよ

      もし次のカードが
      君の色ならゲームは終わり
      さぁ、どうぞ好きなのを選んで
      僕の勝ちだね

      胸の奥で肥大した
      感情をどうにか隠したい
      瞬きの隙間さえも埋めてよ
      君だけの色を頂戴

      瞳の奥に仕掛けた
      鮮やかなトリックは完全
      駆け引きの糸を手繰る
      もう君は僕しか見えないはず
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      Illustration by 祭野
    • 幽い森 KAITO
    • 2016.10.13
    • 歌詞
      今宵、あなたを攫いに行こう
      影も落ちぬ漆黒のとき
      細く漏れた蜜に群れるのは
      終焉(おわり)を暗示している 黒い蝶

      悲しげな遠吠え
      闇に溶け込む声
      足首の鎖は
      もう千切れるだろう?

      甘い果実をしゃぶる
      欺くのはエデンの蛇

      今宵、あなたを攫いに行こう
      星も眠る静寂の中
      千年の時も越えゆくように
      果てへ咲き続く花 摘みながら

      霧の向こう側の
      明日が欲しいのなら
      私の手を取って
      動き出す運命

      摘んだ花を束ねて
      弔うのはアダムとイブ

      今宵、私と二人で行こう
      月も潜る憂愁のもと
      妖しく揺れる微かな炎
      獣の足跡(あと)を辿る 幽い森

      今宵、あなたを攫いに行こう
      影も落ちぬ漆黒のとき
      細く漏れた蜜に群れるのは
      終焉(おわり)を暗示している 黒い蝶
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      Illustration by 祭野
    • 歪の実 レン
    • 2016.09.03
    • 歌詞
      胸の中 蠢く感情
      君には言えない
      感覚は不気味にリアルで
      意識ごと巣食う

      押し潰す喉は今夜も
      僕じゃない名前を呼ぶ

      もがいた君の手が
      滑り落ちた、するり
      どうにかしてさ君が欲しいな、あぁ
      喘いだ渇望をひとつ残らず掬って
      僕の苦悩少し分かって
      望んで良いんだよね?

      笑ってよ嘘でもいいから
      優しくなりたい
      君のこと強く想うほど
      分からなくなるんだ

      君が唇を噛むから
      血の味がじわり滲む

      差し出す僕の手を
      拒み怯え竦む
      ごめんねなんてさ怒ってないよ、あぁ
      涙の意味と理由 可愛い声で聞きたい
      こんなにも大好きだって
      認めてくれるよね?

      本能に従順に
      君の全てを知りたい
      例えばもっとさ奥の方も、あぁ
      呼吸の隙間だって何も油断はさせない
      ギリギリ保つバランス
      崩して良いんだよね?
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      Image by 祭野
    • 触れたいのは怪物の心臓 KAITO
    • 2016.08.27
    • 歌詞
      冷たい針で縫い合わせた傷痕を
      私は隠してる
      綺麗なものが疎ましくて
      醜さを口実にした

      暗い夜に迷い
      手探りで道を探せ
      怖い怪物なら
      きっとあなたを喰らうから

      柔らかな棘
      脈打つ鼓動、衝動
      暴きたくなる
      触れたのは毒の花
      溶けた本音が滴る心臓

      触れるあなたの細い指は多分いま
      私を試してる
      浮いては沈む淡い期待
      中心をひと突きにして

      長い夢を見てた
      愛したい愛されたい
      こんな怪物でも
      愛を知りたがったなんて

      生温い風
      あなたを攫いたいんだ
      もっと奥まで
      息苦しい密度に
      慣れ始め懐柔して

      柔らかな棘
      脈打つ鼓動、衝動
      暴きたくなる
      触れたのは毒の花
      溶けた本音が滴る心臓
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      Imagr by 祭野
    • jasmine ルカ
    • 2016.07.31
    • 歌詞
      僕をかき消すかのように
      強い香りを重ねて
      昨日夢で見たデジャヴ
      また同じ今日 繰り返す

      首筋 残す執着
      僕を支配してるつもりでしょう?
      ”泣けない可哀想なひと”
      ボーダーラインの上ギリギリ

      夜が明けても消えない君の匂い
      ひとつ、ふたつ、証拠(キス)を数える
      美しいものは内から蝕んで
      残り僅か僕のチャンス
      I'd like know more

      望んだはずの言葉も
      少しも胸に響かない
      理由と理由 繋いで
      これで良いんだって思わせて

      甘いジャスミンの香り
      きっと君の好みとは違う
      腕を掴み引き止めたら
      どんな反応(サイン)で応えてくれるの?

      罪を犯した身体に僕の匂い
      ひとつ、ふたつ、罰(キス)を与える
      気付かないふりをしないで
      それじゃまるで
      僕が子どもみたいだって
      思い知った

      削ぎ落とす感情 逃がせない

      夜が来るたび溺れる君の匂い
      もっと、もっと、まるで足りない
      美しいものは内から蝕んで
      残り僅か僕のチャンス
      I'd like know more
    • INST
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      Image by 祭野
    • 未完成のエチュードと僕のメランコリア
    • 2016.06.10
    • 歌詞
      君が描いたいつかの夢の中
      僕を連れて行って 眠ったままでいい
      足元攫う少しの浮遊感
      心地良いリズム 身体に染み付いた

      五線譜に僕のメランコリア

      君が口ずさんでいたメロディが
      頭から あぁ 離れないのに
      その題名(タイトル)をなぜ僕は知らない?
      読み込めない音はまだ不協和音

      記憶の中の時間は不規則で
      出会いと別れを何度も繰り返す
      指先踊る白と黒の鍵盤
      お願い止めないで その先を聴かせて

      白昼夢は君のメランコリア

      悲しい歌しか思い出せなくて
      言葉ひとつ胸に刺さった
      濁った音に不意に意識がゆく
      掻き消すように重ね合う不協和音

      君が残した音の破片を
      拾い集めて繋いで
      君らしい旋律(おと)を探る

      少し眠るよ、そう言い目を閉じた
      今も君は目を覚まさない

      君が口ずさんでいたメロディが
      頭から あぁ 離れないのに
      その題名(タイトル)をなぜ僕は知らない?
      読み込めない音はまだ不協和音

    • INST
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      Image by 祭野
    • taste of flower
    • 2016.04.13
    • 歌詞
      どうしたなら君が手に入る?

      どんな風に愛したらいい?
      僕の知らない誰かとの時間
      君を変えてゆくんだろう

      愛しいと思う気持ちさえも
      否定して支配
      息苦しいな

      苦い花を噛み千切って
      感覚が消えたなら
      すべて喰らうような キスをした
      溶けた舌の上に
      温度さえ感じない
      意識的な甘さだけを残して

      涙のあと伝う唇へ
      ふるえる睫毛 影が揺れる
      可能性を潰す反応に
      期待してる ずるい本音

      綺麗に並べたアリバイはフェイク
      本当は思ってる
      (僕を好きになって)

      甘い花を舐め回して
      感覚がとろけたら
      剥き出す心の中 唾を吐く
      喉の奥の奥へ
      刺激だけ求めてる
      苦い後味が僕を警める

      苦い花を噛み千切って
      感覚が消えたなら
      すべて喰らうような キスをした

      もっと近くもっと
      君になら教えたい
      たとえ怖がっても 満たされない
      ずっと今もずっと
      僕だけが終われない
      甘く苦い君の味を知りたい

      君を知りたい
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    • イラスト

      Image by 祭野
    • 蜘蛛糸カゲロウ
    • 2016.03.20
    • 歌詞
      君の問いに言葉を探す
      どんな答えなら喜ぶだろう
      君の問いに言葉を濁す
      どんな答えでも悲しむから

      艶めく色も 濡れた瞳も
      無邪気な横顔さえ
      私を狂わす 歪(ひずみ)になる
      隠したままで 煮えたぎる底
      焼けた裏側の錆
      思考を置き去りに剥がれてゆく

      奇怪な糸を張り巡らせて
      ああ、もう、来(きた)る運命は
      私を捕えている
      本能のまま もがく様は
      あの蜉蝣のようだ
      遁れる術を持たない

      燃え続いた篝火の向こう
      虚蝉(うつせみ)の影が下へ落ちる
      無知が故にその身を焦がす
      彩翅(いろはね)の蜉蝣
      哀れな終い

      溺れる深度 滲んだ視界
      引き寄せる君の手が
      か細く冷たく 拒む仕草
      浮き立つ泡に 呼吸が止まる
      見開いた両目には
      私はどうやって映るのでしょう

      綺麗な糸で編んだ罠の上
      ああ、もう、もどかしいほどに
      いま君に飢えている
      いっそ馬鹿だって夢を見て
      ほら陽炎のようだ
      幽玄な景色の中へ

      奇怪な糸を張り巡らせて
      ああ、もう、来たる運命は
      私を攫っていた
      本能のまま 踊り舞って
      あの蜉蝣のように
      遁れる必要は無い

      嘘を吐いた理由など
      ああ、もう、今の私では
      理解出来ないけれど
      沈んだ花を掬い上げて
      そうだカゲロウのように
      身を任せてみても好い
    • MP3
    • Edge of heart
    • 2016.03.12
    • 歌詞
      どうにか君の意識を向けたくて
      退屈な噂話に頼った
      縁取るように心を切り取って
      悲しみを全部逃がしてしまおう

      もっと奥で触れていたい
      抉るような感度で
      少し残るこの違和感
      躊躇わず踏み込んで

      脳天をSparkする理性に
      饒舌に愛を騙って
      黒と白 相対のDoor
      鍵は手のひらの中
      Edge of heart

      君は何より綺麗だと言っても
      興味無さげに視線逸らすくせに
      張り巡った蜘蛛の糸に掛かった
      漆黒の蝶に嫉妬してるんだ

      声が熱がその視線が
      殴るような態度で
      僕が知らない君の全て
      隙間なく網羅したい

      脳内埋め込むPieceに
      都合良く愛を語って
      裏と表 真実(ほんとう)と嘘
      君は見破れない
      End of night

      誰かが見捨てた
      壊れた運命
      泣きながら笑う
      それも運命

      脳天をSparkする理性に
      饒舌に愛を騙って
      黒と白 相対のDoor
      鍵は手のひらの中
      Edge of heart
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    • イラスト

      Illustration by KR
    • スウィート・ヴァイオレット
    • 2016.02.20
    • 歌詞
      アナタがそうして笑うから
      ワタシはなんども不安になる
      知らないところへ行かないで
      大丈夫だなんて聞きたくない

      長く伸びた影をつかまえた
      ふたりきりの狭い部屋で
      眩んだ目じゃ前も分からない
      恋はやがて秘密になる

      染み付いた感覚は
      アナタの体温とキス ねぇ
      もうかき消せない
      引き寄せたお互いの
      香りは中毒のよう ほら
      もう離れられない

      呼吸の音で消えそうな
      儚い幻を見ているようで
      瞬きも出来ないくらい
      誰より何より綺麗だから

      緩く編んだ髪に触れさせて
      いちばんじゃない ひとつがいい
      言葉ひとつ無垢に傷付いて
      弱いほどに優しくなる

      溶けてゆく透明な
      ワタシの指先のブルー まだ
      混ざり合わない
      侵せない領域も
      スカーレット染めてみせて さぁ
      もう戻れなくなる

      隙間を埋めて
      冷たい花でいいから
      縺れた細い糸
      解けない

      染み付いた感覚は
      アナタの体温とキス ねぇ
      もう邪魔させない
      引き寄せたお互いの
      香りは中毒のよう 
      もうアナタ以外いらない
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    • イラスト

      Illustration by てん
    • ピアス
    • 2015.12.12
    • 歌詞
      切り取った黒い感情とシミ
      綺麗な存在(かたち)に産み直して
      溶けていく不協和なグラデーション
      指先で拭う境界の線

      目を閉じないで見つめて
      ただそれだけがルール

      渇いた身体抱き寄せて
      口遊むアイの歌
      違和感も殺して
      持て余すリビドー
      欲しい物は君の全部
      空の容器詰め込んで
      息苦しいほどの束縛も頂戴、ね?

      どうしても君には伝わらない
      言葉は既に使い果たした
      どうしてか諦めにも似ている
      私の中で噛み砕けばいい

      制御不能 満たして支配
      Crazy for you

      溺れる意識奪い合って
      見せつける独占欲
      噤むようにキスをした
      くちびるにカモフラージュ
      答えは案外 気丈なようで
      容易く誤魔化されそう
      戸惑うほど従順 飽きるまで頂戴、ね?

      渇いた身体抱き寄せて
      口遊むアイの歌
      違和感も殺して
      持て余すリビドー
      欲しい物は君の全部
      空の容器詰め込んで
      息苦しいほどの束縛も頂戴

      When you're here.

      I'll be me.

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    • 蝶々狩り
    • 2015.10.27
    • 歌詞
      形の無い物ばっか
      欲しがって強請って
      がらんどう 渇いた身体
      何を詰め込めば良い?

      両腕足首思想
      雁字搦めのまま
      行く末ご教示下さい
      輪廻する生の果て

      瞳の奥に隠して
      無防備にもっと近付いて
      毒の針で刺しましょう

      解け縺れ絡み合う糸も
      運命と呼べるなら
      貴女を屹度逃がさない
      今宵、夢と知る
      ゆらりひらり舞い踊るよりも
      此の手で眠り魅せて
      囚われの蝶のように盲目に愛したい

      溺れる寸前の息
      いつか気が狂(ふ)れそう
      ひとりぼっち 此処に残して
      何処にも行かないで

      ねぇ!

      上手に笑えるでしょ
      同じ様な表情(かお)で
      其れ程大差は無いと
      諦めながら嗤う

      答をどうか聞かせて
      足掻いてもどうせ戻れない
      全てを知らなくていい

      駆け引きと交錯する意図も
      宿命と割り切れど
      私はずっと見せ掛けで
      憐れに、死ぬのでしょう
      のらりくらり移り気な心
      此の胸につかまえて
      磔の蝶のように美しく留めたい

      解け縺れ絡み合う糸も
      美しいと思えたら
      貴女もやっと侵された
      直ぐに、分かるでしょう
      からりからり音を立て崩して
      此の空虚に飼われて
      永遠の蝶で在れ このまま時を止めたい

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    • イラスト

      Illustration by クニコ
    • 虚蝉カゲロウ
    • 2015.09.19
    • 歌詞
      春を佇(ま)つ雪よりも 儚い運命
      潔く散り逝く花
      せめて、憐れだと笑って

      もしも貴女の心が移ろおうとも
      此の想いは褪せない
      愛して愛されていた古いキヲク
      蜉蝣 腕に抱き

      軽い眩暈 嗚呼 微睡む声 彷徨う意識
      落ちる感覚が消えない
      渇く喉奥 求める熱 触れない接吻(くちづけ)
      変わらない明日を誓うなど
      所詮気休め

      春に咲く花よりも 美しい横顔
      何時の日か終るのなら
      今、サヨナラと笑って

      軈(やが)て二人の季節が移ろおうとも
      過ごした日は変わらず
      柔らかい月光が全て包んで
      陽炎の様に浮かぶ

      淡い期待 未だ流れる花 忘却(わす)れた名前
      揺れる間隔が狭くなる
      濡れた視界 縛める瞳 止まない霧雨
      終らない一(ひと)の夜の鎮魂歌(ワルツ)
      遠く聴こえる

      虚ろな空の向こう 貴女の声がする
      鮮やかな導火線
      火をつけて

      燃やし尽くせ 過去の偶像 嗚呼 灰になるまで
      変わる今日と明日の在り方
      散らしてゆけ 風に乗って 彼方の果てまで
      貴女さえ知らない場所へと

      崩れ落ちる 影楼の下 鳴らない鈍い鐘
      どうか、どうか、どうか、幸せに成れ
      甘い夢に陰ろうとした果たせぬ約束
      嘘を吐くのが下手なのは
      僕ら同じだ
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      Image by 祭野
    • イノセンスは孵らない
    • 2015.08.31
    • 歌詞
      薄い色に溺れた
      泳げない私を掬って
      透明な糸 吊り下げ
      罠にかけてくれてもいい

      夢を見ていたのね
      揺れる水面を見下ろしている
      ねぇどんな風に想えば
      満たされ満たせるのかなぁ

      愛のまま殺せ 君が言うなら
      私が望んでいたって
      卵は孵らない
      真っ直ぐな瞳 全てを射抜く
      おやすみも言えない夜は
      面影にキスをした

      思い出には出来ない
      優しいだけの時間のまま
      今更気付いてしまう
      あの時の笑顔の意味に

      解けない魔法のような
      深い霧の中 眠り続く
      ねぇ何か応えてよ
      わずかなサインでもいい

      傷付いてもがく 君も知ってる
      後悔を繰り返したって
      時間は戻らない
      目隠しのままで走り出してく
      いつしか越えた境界に
      君を取り残してきた

      愛のまま殺せ 君が言うなら
      私が望んでいたって
      卵は孵らない
      真っ直ぐな瞳 全てを射抜く
      おやすみも言えない夜は
      面影にキスをした
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      Image by 祭野
    • ほたる花灯
    • 2015.07.22
    • 歌詞
      言いたくない事なら
      言わなくてもいいから
      おねがい悲しそうに
      無理矢理笑わないで

      線香花火のような
      細く淡い炎が
      ぼんやりと闇を照らし導いた
      ゆらり落ちていくような
      感覚に溺れたい 熱帯夜
      いつまでもこのままでいさせて

      夏の夜 あなたの背中に
      幾つかの螢火が揺らめく
      深い赤 優美なその瞳に
      幾つもの悲しみを隠してる

      泥濘む地を踏みしめ
      あなたのあとを追った
      目を離してしまえば
      消えちゃいそうな気がした

      首筋落ちる汗
      纏わりつく不快感
      張り付いた髪を剥がし拭いたい
      「何処へ向かっているの?」
      何度目かの問い掛け
      でもやはりあなたは振り向いてはくれない

      夏の月 朧げな虚空(そら)に
      幾千の花は咲き煌く
      夢現つ 不安な水面は
      幾年(いくとせ)の憂愁を映してる

      落ちる火花が消えゆく刹那に

      夏の夢 響かない声じゃ
      いつまでもあなたに届かない
      どこへでも道連れにしてよ
      歪でいい 欠けたこころ 探そう
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      Illustration by KR
    • 月下忌憚
    • 2015.04.12
    • 歌詞
      傾いた月がまるで
      私を見下す
      生かされている事実を
      忘れるなと云う

      帳が落ちた 静寂に咲いた
      小さな花のように凛と在りたい

      私が私でなくなっても
      どうか どうか
      気付かない振りをして
      変わらずに愛すると誓うから
      永遠(とわ)を生きよう
      二人きり闇に迷いながら

      君の中 喰い潰した
      血色に魅せられ
      青白い火を灯して
      私自身(わたし)を知りたい

      少しの嘘と 罪の意識は
      いつしか寂しさが掻き消してゆく

      此方へおいでと声がしてる
      もっと もっと
      現し身に刻みたい
      君さえ側にいてくれるのなら
      こんな常夜(ゆめ)も
      間違いでないと思えるから

      隠すように溶けるように逃れ着く

      私が私でなくなっても
      せめて せめて
      記憶まで奪らないで

      私が私でなくなっても
      どうか どうか
      気付かない振りをして
      変わらずに愛すると誓うから
      永遠(とわ)を生きよう
      二人きり闇に迷いながら
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    • sense of perfect color
    • 2015.03.21
    • 歌詞
      曖昧な事も教えて
      本当の気持ち試したい
      完全なままでいさせて
      切り取った箇所を濁して

      夜景 ネオン 眠れないのは
      キミのせい

      加速して真夜中突き抜ける
      Vividに攫って
      バラバラに落ちた綺麗な花も
      深い深い黒になる

      簡単な選択さえも
      キミの視線が剥がせない
      手のひらで踊らされてる
      理性とエゴの駆け引き

      罪悪感 呼吸を殺す
      誰のため?

      指先絡めあう熱はまだ
      毒にならない
      感情も麻痺してしまいたい
      深い深い黒になる

      翻すドレスに隠す嘘
      鼓動が高鳴る
      R??触れないで心が騒ぐから
      もっともっと欲しくなる

      加速して真夜中突き抜ける
      Vividに攫って
      バラバラに落ちた綺麗な花も
      深い深い黒になる

      黒になる
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    • イラスト

      Illustration by 祭野
    • Cage
    • 2015.02.14
    • 歌詞
      知りたくない現実(こと)なら
      あなたの好きな色に塗り替えて
      痛みも感じなくて
      視覚と感覚がずれてゆく

      鮮やかなブルーにフラッシュバック
      あなたの両腕で
      私をすくい上げて
      執拗に重ねて飼い慣らす
      鳥籠の世界で
      何にも汚されない

      綺麗なままで殺して
      あなたの存在に麻痺するCryCry
      裏側のシミを消して
      こんなに近いのに
      なんだか寂しいね。

      囲って閉じ込めて
      麻痺した感情でかまわない
      瞬きを繰り返し
      あなたの姿だけ焼き付ける

      小さなシミひとつ浮き上がり
      やがて蝕んだの
      私の奥の奥も
      指切りじゃ足りない 何度でも
      私の名前だけ
      譫言のように呼んで

      綺麗なままで殺して
      お願い嫌いにならないでCryCry
      あなたが思っているより
      多分私はずるい
      どうにも切ないね。

      私をすくい上げて
      私の奥の奥も

      綺麗なままで殺して
      強く抱きしめて痛いくらいCryCry
      大人になんてならない
      あなたの望む私でいたい
      in the Cage

      in the Cage
      in the Cage
    • MP3
    • 細い線
    • 2014.10.18
    • 歌詞
      高い壁に囲われた
      迷路のような日々を抜け出せない

      裏切ったのは僕のほう
      緻密な細工 剥き出しのままで

      目隠しの隙間 光も見えない
      細い線 はみ出さないで
      僕は上手に進めるはず

      あなたが感じている愛しさは
      すべて幻 やがて消えゆくもの
      Lady キスをした 痺れる感覚
      瞳を閉じて これで終わりにしよう
      明日になればあなたと僕はもう
      知らない誰か

      足りない今日と明日の距離
      嘘を嘘で補い 塗り潰す

      此処には何も残らない
      罪には罰を与えて 理解する

      渇く喉の奥が キリキリ痛む
      細い線 限界まで張って
      僕は気丈でいられるはず

      あなたと共有してた秘密は
      甘くて苦い 禁忌の蜜の味
      cause of 抱き寄せる 溺れた日常
      忘れて欲しい 最低なサヨナラ
      よくある話 つらいならいっそ
      嫌いになって

      あなたが感じている愛しさは
      すべて幻 やがて消えゆくもの
      Lady キスをした 痺れる感覚
      瞳を閉じて これで終わりにしよう
      明日になればあなたと僕はもう
      知らない誰か
    • INST
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    • ユメクイ深海魚
    • 2014.10.08
    • 歌詞
      呼吸する脳が溜息
      退屈を吐いた
      ナイモノネダリ
      君の瞳が瞬き
      わがままになって
      嫌われちゃうな

      ラビリンス 落ちた
      虚像と実像
      隙間を埋めて埋めて
      バラバラでもいい
      どうせ今夜も 夢の夢
      繰り返すだけ

      ゆらりゆらりゆらり揺れながら
      不安な夢は喰らい尽くせ
      ねぇ教えてよ クエスチョン
      もっともっともっと愛されたい
      君がいなきゃ僕はダメで
      somehow remember how to breathe

      右手 心臓に重ねて
      本音はどす黒い
      ヒトリヨガリ
      僕が知らない世界の
      僕じゃない誰か
      嫉妬しちゃうな

      君の声 沈んだ
      感覚と神経
      無意味なら捨てて捨てて
      小さく震えた無力な生は
      僕の内側(なか)
      飼い慣らしましょう

      今夜今夜今夜 君の夢
      秘密のままで会いに行こう
      ねぇ気付いてよ フィクション
      深い深い深い濃紺の
      夢が僕を飲み込んでく
      髄まで侵された

      それでも僕は醜いから
      暗闇の海で泳がせて
      綺麗な君は眩しいから
      指先さえも触れられない

      君を想うほどにうなされて
      狂ったように取り憑かれた
      あぁ めまいがする

      ゆらりゆらりゆらり揺れながら
      不安な夢は喰らい尽くせ
      ねぇ教えてよ クエスチョン
      もっともっともっと愛されたい
      君がいなきゃ僕はダメで
      somehow remember how to breathe
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    • イラスト

      Illustration by クニコ
    • ノウゼンカズラ
    • 2014.08.13
    • 歌詞
      遠い日々の夏の終わり頃
      誰かがワタシに手を振った

      ゆめうつつ 彼方 恋しぐれ
      流れる雲 千切れて 消える

      揺らめき ふらふら踊る 影の向こう
      貴方は 未だ帰らぬまま
      鳴り響くサイレンの音 こだまして
      せめて、せめて、灯りを送ろう

      浅い夢 渇いた花も散らない
      声を枯らして 叫んだっていい
      雨となり どうか此処に還って
      目が眩みそう 鋭い光の未来(さき)

      変わってしまったワタシでも
      貴方は気付いてくれますか

      地に落ちた蝉の亡骸が
      悲しそうにワタシを見ている

      真昼の 空で見下ろす 月のような
      冷たい色じゃ 寂しいわ
      さんざめく通りの外れ 風が吹く
      だから、だから、合図を下さい

      深い霧 ワタシじゃ抜け出せない
      なみだに濡れて 惑っている
      強く腕を引いて連れて攫って
      貴方のせいだ ひとりじゃ何もできない

      拾い集めた欠片を積み上げ
      貴方に似てる 記憶を探る
      名前を呼んだきり 返事は無い
      それでもいいわ  ワタシは今 生きている

      ワタシは今 生きている
    • INST
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    • アレハタレドキ
    • 2014.07.27
    • 歌詞
      闇夜に咲く影の花に
      囚われた時代を嘆くよりも
      誰そ彼の空を裂いて
      切り開く未来に夢も見たい

      身体中 駆け巡る
      そう、それは確か、私の中
      何にも代え難い記憶
      目覚めれば
      夜明けが近い

      血色に濡れた切先が共鳴して【呼んでいる】
      狂おしいほどに求める純血を
      今、すべて燃やし焦がすような
      熱い鼓動だけが 明日を導く

      鳴り止まぬさざめきも
      疾風(はやて)の如し射抜け!
      そうだ爛々(らんらん)と
      幾度(いくたび)も陽は昇る
      色付く黎明に希望を見い出せ

      罪深き恋人よ
      そう、あれは遥か、昔の事
      番いのまま死ぬ運命
      憐れだと
      嗤えばいいさ

      毀れた刃(やいば) 物言わぬ骸(むくろ)の【あぁ、無情の】
      声無き声を聞け刹那の風に
      今、変わる動き出す時代に
      光が差し込んで 明日へ導く

      夜明けが近い

      血色に濡れた切先が共鳴して【呼んでいる】
      狂おしいほどに求める純血を
      今、すべて燃やし焦がすような
      熱い鼓動だけが 明日を導く
    • イラスト

      Illustration by てん
    • パンドラの鍵
    • 2014.03.27
    • 歌詞
      体中を流れる君と同じ血
      切れそうな糸を手繰って
      僕らは出会う

      胸の奥 感情は
      仕組まれただけなの?
      この恋に全てを託し
      ゆらりゆらり溺れてしまおう

      重なる鼓動とパンドラの鍵
      千年先も解けぬ魔法
      触れそうで触れないもどかしい距離
      許されるなら永久に愛を

      記憶の中の深層心理(こころ)
      いまだ眠れない
      過ぎた時間の意味を
      僕ら見い出せない

      罪と罰 繰り返し
      捧げよう骨まで
      この恋は二人の暗示
      じわりじわり囚われてゆく

      流れる時はパンドラの鍵
      未来を全部蝕んでゆく
      飛び交う蝶を捕らえて留めて
      艶やかな色 翅を裂いた

      咲かない花に憂いの水を
      蕾のままで君に捧ぐ
      枯れない花に少しの毒を
      涙で拭う 消せない痣

      重なる鼓動とパンドラの鍵
      千年先も解けぬ魔法
      触れそうで触れないもどかしい距離
      許されるなら永久に愛を

      突き刺すような鋭い視線(め)で
    • イラスト

      Illustration by 桜花舞
    • 夜色のアトリエ
    • 2014.01.23
    • 歌詞
      僕の内側だけの夢幻の世界
      どうにか、形にしたい

      言葉にしづらい感情を引き摺り
      似合う旋律(おと)を探してる

      大丈夫だ、って言って
      眠ってもまた同じ夢を見る
      お別れだね、って言った
      いつの日かまたどこかで会えるよ

      夜色のアトリエで今日もひとりきりで
      悲しい歌しか書かないんだ
      有り触れた言葉ばっか積み重ねたって
      寂しいが言えないままでいた
      午前0時過ぎ、ココロの隅
      僕が置いてった
      in the solitude

      足りない物を補うだけの日々も
      思うほど悪くはない

      欲しいもので溢れている現実を
      それなりに楽しんでる

      大人になってきっと
      いつの日か今の僕忘れても
      大好きだよ、って言った
      それだけで僕はまた救われる

      夜色のアトリエの扉を叩いては
      通りすがりの旅人が言う
      「またいつか君の歌を聴けるといいな」って
      涙溢れるほど幸福に
      僕はまた、音を重ねていく
      理由なんて要らない
      in the moment

      夜色のアトリエで僕は考えてる
      悲しいことも嬉しいことも
      もしも誰かがそっと耳を澄ますのなら
      気まぐれに歌い続けていたい
      馬鹿らしいほどに素直でいい
      僕は僕でいる
      into the mind
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    • イラスト

      Illustration by 祭野
    • Cry
    • 2014.01.16
    • 歌詞
      僕の手をひらりすり抜けて
      銀の鳥籠 君は嫌う

      細い線 緩い弧を描き
      透明な羽根が落ちて行く

      濡れたままの声で
      曖昧な返答、なんだか寂しいね。
      幻みたいな嘘でも信じたい?

      鈍色(にびいろ)に染まるフィルターと
      汚れた世界を知らないでいて
      裏側のシミを切り取って
      執拗に重ねよう
      僕の存在に麻痺して Cry

      純粋な想いも過ぎれば
      制御不能の域へ漏れ出す

      冷静さ失う理性を
      無垢な瞳で殺した

      触れた指でうつる
      薄汚い衝動、どうにも切ないな。
      仕方ないんだって何かを妥協(ゆる)したい?

      虹色で描くフィクションと
      綺麗な結末 疑わないで
      取り切れないシミが広がる前に
      口実を探す
      君が僕を嫌わないように

      逃(に)がした運命がどこかで雑じる
      すべては鮮明に フラッシュバックする

      鈍色(にびいろ)に染まるフィルターと
      汚れた世界を知らないでいて
      裏側のシミを切り取って
      執拗に重ねよう
      僕の存在に麻痺して Cry
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    • イラスト

      Illustration by 祭野
    • ラストキス
    • 2013.11.20
    • 歌詞
      泡沫の夜がやがて明けて
      僕のことを攫って行けばいい

      冷えた風が足元を抜ける
      細い火が小さく燃えてる

      ブルーの日々を越えて行こう
      君への合図はセンチメンタル so far away
      いつまでも泣き虫な君じゃ
      さよならは言えない

      二人きりの 寒い夜は 星を数えよう
      くちびる寄せていたい体温に
      凍りついた 指先なら 何も感じない
      今すぐ君の答えに 触れさせて

      遠ざかる意識 眩暈がして
      儚げな真白の世界へ

      酷いことも考えたりした
      「いっそ君のこと忘れてしまえば」

      ループする日々を解いて行こう
      少しの変化も見逃せない eye to eye
      大切に撫でているだけじゃ
      傷はまだ癒えない

      不完全で 多分僕は ずっと待っていた
      脳まで響くような騒音を
      繋いだ手に まだ戻らない 感覚と熱は
      冷たい雪が吸い取る 少しずつ

      涙 零すほどに過去になって
      僕はついに歩き出す
      今も残る 君のキスの温度が
      消えないうち

      雪が溶けて春になって季節変わっても
      今日も明日も君を愛している

      一人きりの 寒い夜は 眠らずにいよう
      くちびる寄せていたい体温に
      凍りついた 指先なら 何も感じない
      今すぐ君の答えに 触れさせて

      remember days , kiss me again... lalala...ah...
      I'll be with you forever here... lalala...
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    • 苦い薬とアンニュイな夢
    • 2013.11.20
    • 歌詞
      綺麗なものだけ並べ立てた僕のコレクション
      君とは多分、分かり合えない

      ビンの底に残る劇薬は無色透明
      僕も知らない秘密の中身

      痺れるくらいに強く
      肩を抱いた
      研ぎ澄ました神経じゃ
      朝まで持たない

      苦い薬とアンニュイな夢に
      支配されている 僕の心臓
      本当は君も僕を嗤ってる?
      汚れた両手に 枯れた花束を

      大抵の事情や困難じゃ見放さない
      僕には多分、ネジが足りない

      もしもの話だけ組み立てて呼吸困難
      被害妄想がお好きですね

      悩ましいくらい弱く
      うなされてる
      誰だってみんなみんな
      隠しているだけ

      苦い薬とアンニュイな夢に
      依存してしまう 不安定に
      本音は君も僕を嫌ってる?
      吐き出す言葉じゃ 覆いきれなくて

      バラバラになる心と身体が
      波にのまれて壊れてゆく

      苦い薬とアンニュイな夢に
      支配されている 僕の心臓
      本当は君も僕を嗤ってる?
      汚れた両手に 枯れた花束を
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    • 消えない星
    • 2013.10.10
    • 歌詞
      ねぇ、君の痛みが
      少し軽くなるなら
      ねぇ、僕のことはなんにも
      気にしなくていいから

      彼の代わりになることは出来なくても
      寂しさ埋めるくらいは
      上手くやれるよ隠し通せる
      なにもかも…

      「会いたいよ」
      君が呟いた
      消え入るように小さな声で
      星は輝き君に寄り添う
      僕より遠く僕より近く
      君の中の消えない星
      彼は永遠になる

      もう、忘れちゃいなよ
      なんてつい言ったけど
      でも、そんなに簡単じゃないのは僕も同じ

      君の視線の先 僕はいないままで
      季節はただ巡るけど
      想い溢れる胸が詰まるくらい
      いつまでも…

      「君が好き」
      僕が伝えたら
      この夜もひび割れるのかな
      星は瞬き今日も歌う
      切なさは泡沫だと知る
      誰かの恋が終わるとき
      誰かが恋に落ちる

      「会いたいよ」
      君が呟いた
      消え入るように小さな声で
      星は輝き君に寄り添う
      僕より遠く僕より近く

      君の中の消えない星
      僕はまだ揺れない夜
      君の中の消えない星
      彼は永遠になる
    • MP3
    • Namida Doll~世界で一番愛しい君へ~
    • 2013.09.30
    • 歌詞
      使い捨てた オイル切れライター
      乾いた音を立てる秒針
      見慣れた部屋 同化していく君
      時が止まるように

      もしも願いひとつ
      ひとつだけ叶うのなら
      You're my all

      僕に声を 君に愛を
      想うほど遠ざかる
      星に願いを 月に祈りを
      側にいるから ずっと
      幸せな夢描いて眠れゆっくり
      おやすみ

      遊び飽きた 流行り廃れのドール
      どうしてか捨てられないでいた
      小さな窓 向こう側の世界
      君は何を思う?

      優しい嘘にどうか
      どうか気付かないでいて
      I'll give my all

      僕が愛を 君に愛を
      叫んでも届かない
      空に想いを 大地(つち)に息吹を
      泣かないで ここにいる
      涙流した数と同じだけきっと
      笑おう

      その存在を いま証明を
      強がるほどまた深くなる
      されど願った それでも祈った
      叶うはずないと知りながら
      無力な自分を嫌って君を愛せば
      いつまでも 眠れますように
    • MP3
    • 僕の色素
    • 2013.08.29
    • 歌詞
      目に映るものに惑わされて
      前も分からなくなってた
      ガラス越し 空想の世界は
      僕を連れて廻り出した

      あなたのすべてを愛してあげたかった
      爪先から見えない内側まで
      両手で受けても掬いきれないほどの
      降り注ぐ涙の雨

      あの空に手を伸ばしたら
      懐かしい日々へ帰るようで
      眩暈がして 思考揺らぐ ゆらゆら
      不安なままでいいから
      無理矢理でも塗り潰して欲しい
      あなたの色 もっと染まれ
      delete other than blue

      変わらない僕でいたかったけど
      本当はもう分かっていた
      胸の中 悪魔が巣食ってる
      器用に恋心残して

      あなたはどうして僕を愛したのですか
      切なさが溢れ出て苦しくなる
      込み上げる喉の奥の奥の痛みが
      不規則な呼吸を拒む

      あの海に深く沈めば
      思い出も泡と消えるだろう
      感傷的 過去に惑い くらくら
      色彩で溺れてる
      他人の世界 羨むモノクローム
      僕の色素 全部染まれ
      blue of lonesomeness

      あの空に手を伸ばしたら
      懐かしい日々へ帰るようで
      眩暈がして 思考揺らぐ ゆらゆら
      不安なままでいいから
      無理矢理でも塗り潰して欲しい
      あなたの色 もっと染まれ
      delete other than blue
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    • 月夜の黒猫
    • 2013.06.15
    • 歌詞
      月明かり誘うのは
      街の外れ遊歩道
      黒猫が凜と行く
      ひみつの抜け穴

      夢ならどうか覚めないで
      濡れた頬が乾いてゆく
      ぬるい風は僕をさらって走る

      「思い出は美化するものさ」
      今夜行こうあの日々へ
      もし僕が戻らなければ
      この容物(からだ)はキミの好きなように。

      黒猫が言いました
      「私は孤独でいい」
      僕を見て言いました
      「可笑しな因果さ」

      不規則に揺れる尻尾が
      遠くの音に重なる
      極彩色の瞳(め)に映した世界

      がらくたを寄せ集めても
      宝石にはなれはしない
      上澄みの幸福感に
      惑わされて何度うそを吐く?

      懐かしい人、場所、日常、あぁ

      さよならも言わないままで
      僕らどこへ分かれ行く

      「思い出は美化するものさ」
      今夜行こうあの日々へ
      もし僕が戻らなければ
      この容物(からだ)はキミの好きなように。
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    • 夜桜心中
    • 2013.05.13
    • 歌詞
      移り行く時代嘆いては溜息(いき)を吐(つ)く
      貴方の髪に揺れるのは華簪
      朧に欠けゆく月の裏に隠した
      二人の秘密が溶け出す

      愛し人よ離れないで
      此の身が灰に成る日迄どうか傍に
      いつか聞いたまじないごと
      信じてみるのも悪くない

      舞い踊る花影に
      揺られて掻き消され
      届かない想いならば笑え笑え
      貴方へと辿る糸
      紡いで途切れ切れ
      またいつか夜桜の下で

      流れ行く季節眺めては空仰ぐ
      失くした物は何かすら忘れてゆく
      斑に色付く桜色は馴染んで
      跡形もなく蝕まれる

      擦れた鼻緒庇いながら
      駆け出す後姿見ない振りをした
      気が付けば俺は孤独(ひとり)で
      吹き荒れる春の夜(よ)の吹雪

      狂い咲く色花に
      溺れて惑い酔い
      叶わない願いならば笑え笑え
      貴方へと続く道
      明日は果て無くとも
      散る宿命(さだめ)夜桜の下で

      もう一度もう一度夢を見られるなら
      迷わず貴方の元へと流れ行こう
      もう二度ともう二度と触れられない熱を
      偲び想い囚われ続く

      舞い踊る花影に
      揺られて掻き消され
      届かない想いならば笑え笑え
      貴方へと辿る糸
      紡いで途切れ切れ
      またいつか夜桜の下で

      またいつか夜桜の下で
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    • イラスト

      Illustration by 伊藤144
    • キャンディ◆ホリック
    • 2013.05.02
    • 歌詞
      甘くて苦い刺激キャンディホリック
      脳天を貫け刺激キャンディホリック

      目眩に落ちたらまた悪夢(ユメ)の中
      キミがいないユメを見た
      ヒアイズワンダーランド

      キミは脆くて欠けそうだから
      僕以外誰にも触れさせない

      魔法をかけてあげる
      だから泣かないで、…ね?
      決して裏切らない
      アイラヴユーアイギヴユーオール

      甘くて苦い刺激キャンディホリック
      教えて?教えて?キミの好きな味を
      蕩けるような温度に夢中
      僕だけ僕だけ依存すればいいよ
      満たしきれない心キミがいれば消えていく気がした

      頭痛に覚めてもまだ悪夢(ユメ)の中
      剥がれない感覚が
      フォールダウンアンダーグラウンド

      キミは弱くて所詮無力だ
      僕がいないとダメだね
      アイノウアイキャントリメンバー

      麻酔をかけてあげる
      すぐに楽になるよ
      触れるだけのキスで
      ごまかさないで

      脳天を貫け刺激キャンディホリック
      答えて?答えて?キミが思う通り
      ツギハギの身体を縫い合わせ
      それでもそれでも僕だけだと言って
      隠しきれない心キミを壊す凶器になっていく

      溶けて溶けてキャンディ♪脳まで染みて
      ストロベリー♪レモン♪ミント♪全部あげるよ
      溶けて溶けてキャンディ♪脳まで犯せ
      二人だけの世界はメリーゴーラウンド♪
      ラララ♪

      甘くて苦い刺激キャンディホリック
      教えて?教えて?キミの好きな味を
      蕩けるような温度に夢中
      僕だけ僕だけ依存すればいいよ
      満たしきれない心キミがいれば僕でいられる
      プリーズラヴミーイフユーキャンテルアライフォーエヴァー
    • MP3
    • 恋しぐれ
    • 2013.04.09
    • 歌詞
      最初から分かっていた
      君は僕のものにはならない
      最後まで夢見ていた
      想い続ければ報われるんだと

      灯火のように照らして導いて
      立ち止まる背中を押し出す
      「…どうか、前へ」

      恋しぐれ惑う夕闇
      君のいない日々を越えて行く
      小さくてか細い炎を
      今もまだ消せないでいる

      出会うため生まれてきた
      それがすでに間違っていたの?
      ありふれた恋をしたら
      いつかすべてを忘れられるの?

      お願い泣かないで悲しくなるから
      君が行く先が光で
      満ちるように

      恋しぐれ伸びた影踏み
      君の歌を口ずさんでみた
      瞳(め)を閉じたらいつでもすぐに
      記憶の中で会いに行く

      さよならと震える声も腕も
      愛しくて僕は何度も君に恋をする
      切なく胸打つ痛みすら愛しく
      心地良くなる時を待つ

      恋しぐれ惑う夕闇
      君のいない日々を越えて行く
      小さくてか細い炎を
      今もまだ消せないでいる
    • MP3
    • フラン
    • 2013.04.01
    • 歌詞
      満たされない空の容物(グラス)を
      叩きつける凶悪な愛なら
      飛び拡がる破片を押し当て
      傷を刻む友愛の証明

      見慣れたはずの景色
      瞬きするほど一瞬の間で過去に変わる
      そうだろ?まだまだだ!すり抜けるFADE
      押し付け合う優しさはどうだ!

      腐爛(フラン)して渇く本音は
      求めるほど嘘に貪欲になる
      悲観して飲み干す毒薬(クスリ)
      次に目覚めたら君は誰の所有物(モノ)?
      飽きるまで離さないけど
      fool luv

      深化しだす理想論こそ
      現実(リアル)蝕む最大の障害
      偽善気取る生き方が楽なら
      気付かない方があんたのためかもな

      感情負かす理性
      底無しの海を潜るようで息が続かないし
      どうした?そこまでか?つまりここらでEND
      依存する温もりはどうだ!

      孵卵(フラン)して濡れた真意は
      自分さえ行方見失う程度
      理解して手放す空虚(ヴォイド)
      埋められない赤い境界線(ボーダーライン)
      叫ぶように主張するんだ
      full round

      「限界か?ここで終わりだ」
      閉じてゆく世界照らすのは皮肉
      反射して鈍く輝く錆びついた刃先(ナイフ)
      突き刺す心核

      腐爛(フラン)して渇く本音は
      求めるほど嘘に貪欲になる
      悲観して飲み干す毒薬(クスリ)
      次に目覚めたら君は誰の所有物(モノ)?
      飽きるまで離さないけど
      fool luv
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    • MP3
    • ツガイアゲハ
    • 2012.03.29
    • 歌詞
      昏い夜の町を駆ける 君の腕を引いて遠く
      淡い花の吹雪 まるで僕等を隠す様だ

      繰り返す罪に赦しは要らない
      色ふ花の香を 纏い宵時雨

      舞い踊る烏と番いのあげは
      僕等を導く先に
      黒い羽 甘い蜜 鳥篭の中へ

      零れ行く滴に想いを馳せて
      飲み干して終えば善い
      君が居て呉れるなら 答も見えるだろう

      夜が明けた森を駆ける 君の腕を引いたまま
      咽ぶ声に立ち止まれば 「大丈夫、もっと遠くへ」と笑う

      篭の中の世界 憐れな蝶々
      生かすも殺すも お気に召す侭に

      舞い踊る烏と番いのあげは
      溶けて落ちる蝋の花
      灼けた羽 焦げる匂い 陽炎 揺り揺られ

      求めては与えて 奪って埋めて
      背徳 暴く感情
      二人なら何処迄も 堕ちても構わない

      禁じた蜜を求め 楽園探し惑う
      番うあげはの群れが 飛び交う

      舞い踊る烏と番いのあげは
      僕等は行き着いた先で
      夢を見て 明日を語り
      互いの存在を憂い慈しみ嘆き生きてゆく

      交差する視線が熱を孕んで

      全てを燃やそうとする
      永久か夢幻か

      君以外欲しくない




      ----------------------------------------




      生まれ落ちた瞬間から私の運命は決まっていた。

      何一つ不自由ない生活は、同時に自由もない。

      与えられた洋服を着て、与えられた日々を過ごし。
      両親の決めた相手と結婚し、子を産み。

      こうして私の生涯は、淡々と閉じてゆくんだろうな、と。
      其れ以外の道など想像もしなかったし有り得る筈も無いと思っていた。

      ―――彼に出会うまでは。


      「矢張りお父様とお母様は、認めては下さらなかったですね」

      私は口では嘆いたけれど、もう其んな事は然程気には留めていなかった。

      何もかも捨てる覚悟を。
      揺るぎない決意を疾うに持ち合わせて居たから。

      否、決意とは又少し異なるのかも知れない。

      「本当に、良いんだね?」

      彼の言葉に、私は深く頷いた。

      壊れやすくも確かな、唯の、愛。
      信じた物は、其れ切りでした。


      「もう直に夜が明ける。…急ごう」





      初めて会った時は、私にとって彼の存在は異質だった。

      今まで出会ったどの人たちにもまるで似つかない。

      少しも媚びない、物怖じしない口調。
      矢継ぎ早に出てくるお喋りは私の知らない世界の話ばかり。

      何時だったか、将来の夢を尋ねられた時。
      私が「特に無いわ」と答えると、彼は心底驚いたように目を見開いた。

      今度は私が「可笑しいかしら?」と問うと、彼は微かに笑い、自分の夢を語り聞かせてくれた。





      両親を裏切るような行為。
      勿論、背徳感はあった。

      何度も離れようとした。何度も忘れようとした。
      然し、感情はいとも簡単に理性を越えて行く。
      どんなに固い意思で別れを決めた後でも、ひと度触れてしまえば、

      …私達はまた堕ちる。





      選んだ道は決して間違いでなかったと思える。
      共に生きる苦難なら、彼の居失いどんな常より甘美だ。

      見えない枷。罪の意識。
      其れを背負ってでも、彼と生きたいと願った。

      禁忌の楽園を追い求める番いあげはのように…
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    • イラスト

      Illustration by 桜花舞
    • 雪花カゲロウ
    • 2012.01.10
    • 歌詞
      白に隠れる見慣れた風景
      君と過ごした季節がまた来る
      満たしておくれ僕の体温を
      熱を帯びる指先で

      淡く舞って落ちる雪の花を
      切ないね、そうね、と見て
      ひどく冷たいこの雪の花を
      唇で溶かしてみた

      さよならを言えない僕を笑ってよ
      だってだってだってだって
      もう君はとっくに居失いのに
      この雪とともに溶けてしまえたら
      もっともっともっともっと
      ずっと君の近くに居られるの?

      まどろみの中 光を注いで
      君と交わした約束守れなくてごめん
      分かっているよ僕は嘘吐きで
      「本当」を見失った

      渇く喉を通る雪の花が
      痛みを連れてくように
      遠くなってゆく君の意識が
      悲しいね、辛いね、あぁ

      ごめんねばかりの僕を笑ってよ
      ずっとずっとずっとずっとずっと
      側にいるよと嘘を吐いた
      あの雪が消えて冬が終わったら
      きっときっときっときっときっと
      今度はずっと側にいるよ

      さよならごめんね僕を忘却れてよ
      やっとやっとやっとやっとやっと
      自由になるの嬉しいでしょう?
      この冬が終わり季節が巡れば
      雪の花は跡形も無く消えてゆく
      カゲロウのように
    • お伽話を聞かせて
    • 2012.03.09
    • 歌詞
      澱んで揺れる海の底では 眠り続く恋心
      真珠に変わる涙の理由(わけ)は
      何千年も前の出来事(こと)

      眠れない長い夜は お伽話を聞かせて

      ゆうらり ゆうらり 流れて ゆうらり
      透る水を この手に掬い
      くうらり くうらり 踊って くうらり
      冷たく美しい世界に 足首を浸す

      くるり 舞いながら
    • MP3
    • 迷宮迷路
    • 2011.12.18
    • 歌詞
      分かちたい君のすべてを知りたい
      夢ならば早く覚めてよ笑いかけて
      迷い込む迷宮迷路の世界
      「ようこそ、さぁ」

      僕を縛る枷と
      Plasticsの鍵
      鈍色に錆びた鍵穴

      すり減った靴底
      痛む足を引き
      君を探す迷路の途中

      so, deep and deeper.
      back and back.
      lost you in the maze.

      迷宮に閉じてゆく君の影を
      追い求め駆け下りる螺旋階段
      迷走する思考僕の鼓動を
      聞いて聞いて聞いて

      鎖かけた両手
      手放すのは自由
      曖昧に濁す正解

      色あせた暗号
      解読不可能
      削られたMessage照らして

      ah, high and low get down.
      sin and lie.
      lost you in the maze.

      迷宮に失った君の笑みを
      探し行き着く果ては記憶回廊
      迷乱な呪文も唱えてみれば
      君へのDoor

      迷宮に絡んだ千のDoorを
      こじ開けて重ねれば揺れる摩天楼
      迷妄を破るように突き進めば
      繋がるEnd
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    • MP3
    • 欠愛依存-slow weller atRemix-
    • 2011.10.12
    • 歌詞
      渇くのです
      貴方が居失(いな)いと
      欲しいのです
      満たされる迄全部

      疼くのです
      傷痕がジンジン
      響くのです
      満たされぬ程内部

      焼けた咽透る至極の果実
      生死(しょうじ)する
      本能と怠惰な愛情

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      何て都合好い関係でしょう
      繋がる意味は別に無いけれど。

      喘ぐのです
      囲う腕の中
      強請るのです
      癖に為る様な愛撫

      狂うのです
      呪いの哀歌
      隠すのです
      見え切った棄て勝負

      今すぐ会いたい何て大胆な口実
      情死(じょうし)せよ
      官能を知り過ぎた純情

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      平気な表情(かお)で口移(うつ)すキャンディを
      味わう素振(ふ)りして毎夜(いつも)噛み砕く。

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      何て都合好い関係でしょう
      繋がる意味は別に無いけれど。

      そして此のまま何時か息絶える。
    • MP3
    • イラスト

      Illustration by てん
    • ノスタルジア
    • 2011.09.11
    • 歌詞
      三日月、半落ち、万華鏡
      散り散りになる星屑
      叶わぬ恋でもしたのでしょう
      太陽と月が

      忘れかけた記憶と景色
      閉じた過去が蘇る

      少し伸びた黒い髪ほど
      逸る想いまた好きになる

      宵闇、雨の日、夢現
      揺ら揺ら舞い踊る霧
      その手に守られる誰かは
      私ではない

      「あれからもう暫くですが
      次の恋はしましたか」

      もし私がまだ好きですと
      言ったならば笑ってくれる?

      風唄、木漏れ日、白昼夢
      袖振り飛び石数え
      長い眠りから覚めだす
      私はすぐに

      声が聞こえる手の鳴る方へ
      俯いても嘆いても
      時間(とき)は流れ巡り回る

      縁を結び紡ぐように
      もう貴方は別の人
      叶わぬ夢でも見たのでしょう
      私がヒトリ

      三日月、半落ち、万華鏡
      散り散りになる星屑
      叶わぬ恋でもしたのでしょう
      太陽と月が

      私のように
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    • イラスト

      Illustration by
    • 泡沫の夢幻
    • 2011.09.03
    • 歌詞
      折り返す千代紙の鳥
      蝉時雨 夏の音がした

      飛び方を知らない翼
      舞うように空に同化する

      今は未だ見えない
      運命に口付けて

      君の居失い季節を巡り廻る
      幾千幾万の時を越えて
      いつの日かもう一度出逢えたなら
      変わらず手を差し延べて

      色褪せた古い便りは
      懐かしい 陽の匂いがした

      「誰よりも貴方を愛す」
      彼(あ)の言葉に嘘は亡いけれど

      去れど未だ触れない
      輪郭を模倣して
      伸ばす影 乱し

      永久に近し刹那はユラリ揺れる
      長い夢を見た其の後も
      慈しむ様に吹く優しい風は
      全て包み込む程に

      いつ迄も胸を刺す切なさは
      私を縛って離さない
      此の侭君を探す旅に出る
      瞳閉じて眠る様に

      泡沫の夢幻重ね
      遠い日々を想いましょう
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    • イラスト

      Illustration by 桜花舞
    • 君想フ花
    • 2011.08.10
    • 歌詞
      回る傘赤い靴
      立ち尽くした君が居た
      「迎えは要らないのに」
      其う云い君を叱った

      失う物など何も無いのに
      どうしてか怖いんだ
      何処か遠く二人行こう

      君想フ花ハ赤イ色
      百年でも咲き続く様な
      愛しくて閉じ込めてたくて
      秘やかに揺れる
      其れを見ていた

      空回りする水車
      泥濘嵌まる足首
      随まで染みる温度
      此の身体抱いて眠る

      時が止まればいいのに
      然らば僕ら一つに成る
      誰も居ない場所へ行こう

      君想フ花ハ赤イ色
      凛として美しく映える
      切なくて抱き締めてたくて
      指先で触れる

      君想フ花ハ赤イ色
      滲み出る血を吸い脈打つ
      薄い肌を突き刺す棘が
      教えて呉れるは
      生きている事
    • イラスト

      Illustration by むぎ
    • 彩翅カゲロウ
    • 2011.07.24
    • 歌詞
      僕の汚い本音を
      濾過して掬えば
      残るのは僅かばかり
      優しさと偽善

      君の美しい素顔を
      鏡に写せば
      見えるのは隠し通せなかった真実

      キスの数だけ騙して
      体温(ねつ)に浮かされる蜉蝣

      夕闇の景色その瞳(め)に焼き付けて
      二度と迷い込まないように
      宵風に吹かれつつ君を抱(いだ)けば
      もうそこは何もない

      最果ての楽園

      虚蝉カゲロウ 篝火カゲロウ
      彩翅(いろはね)カゲロウ 消えないカゲロウ

      信じることが出来ない【見えない】
      僕が傷つけた【その痣に】
      疑うことを知らない【触れたい】
      君が傷ついた【触れさせて】

      一人で生きていけない【生きたい】
      僕に囚われて【逃したい】
      二人の道を選んだ【過去の】
      君に同情を【あぁ】

      嘘の分だけ離れて
      陽射(ねつ)に揺らされる陽炎

      溶けて落ちる蝋の如く変化して
      少しずつ消えてゆくように
      雲を掴むような話だとしても
      それ以外どうしたらいい?

      巡り巡ってもう一度出会えたら
      その時は僕のこと忘却(わす)れていて
      鮮やかな彩翅の裏の毒に
      侵されたふりをして

      好きだと、言わせて
    • MP3
    • 眩暈と螺旋
    • 2011.05.22
    • 歌詞
      微睡みの夜は瞳開かないで
      相対の肌を欲しがる本能

      ああ、もう、呼吸さえできない
      小刻みに震える喉を押し潰し
      その先にある真実を手に入れる

      眩暈がする
       何度何度眠っても
       願い願い続けてた
       知らず知らずに手放す冷静
      螺旋になる
       何か何かを掴んで
       君を君を閉じ込めて
       狭い狭い部屋でワルツ
       踊ろう

      慟哭の夜は視線逸らさないで
      胚胎の因を蔑む煩悩

      ああ、まだ、その脳に触れない
      剥がれない記憶と体温に浮かれ
      あの先に在る幸福を掴み取る

      眩暈がする
       渇く渇く心へと
       誓い誓い合う奇跡
       アタシアタシずっと一人遊び

      螺旋になる  いつかいつかと夢見て
       変わる変わる日々の色
       暗い暗い部屋でワルツ
       踊ろう

      誰も誰も居失い星
      全て全てを失くした
      何処か何処かで叫んだ生命

      眩暈がする
       何度何度眠っても
       願い願い続けてた
       知らず知らずに手放す冷静

      螺旋になる
       何か何かを掴んで
       君を君を閉じ込めて
       狭い狭い部屋でワルツ
       踊ろう
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    • MP3
    • 篝火カゲロウ
    • 2011.05.11
    • 歌詞
      もしも君の手が僕を解放(はな)して
      自由選ぶなら理由(わけ)を聞かせて

      強く願う運命なら
      いつか見てた未来のように
      悲しい歌が終わるまでそのまま
      揺れる陽炎追いかける

      失くしたピースを埋めるレプリカが
      意味を持つなら
      僕らが諦めかけた世界でも
      何か求めて輝ける

      ふらり伸ばす手が僕をすり抜け
      誰か選ぶなら理由(わけ)は聞かない

      弱く脆い約束さえ
      いくつ重ね合わすつもり?
      上辺だけで繋がる愛情なら
      落ちる蜉蝣沈みゆく

      隠したピースが腐るその日まで
      踊り続けて
      僕らが夢見て描く世界には
      何もなかった

      虚蝉(うつせみ)カゲロウ散らす言の葉も
      消えて淀んで
      篝火カゲロウ燃やす紅(べに)の葉も
      どこか似ている

      君の瞳(め)に
    • MP3
    • NERVOUS AREA
    • 2011.04.23
    • 歌詞
      埋まらない0と1の距離を
      交差して混ざる音
      誘う揺れたウェーブ
      長く引き延ばす残像は
      数式の羅列に飲まれてく

      キミのスベテを知りたい
      変わるボクのプログラム
      レスポンス響くガイド
      核を侵した
      反証のエラーコード
      破るファイアウォール
      対にひしめく警戒
      KEEP OUT ONLY

      消したくてまだ消えなくて
      ああ呼応する声は
      ノイズに溺れ
      繋ぎたいこの細い線
      鼓膜突き刺す音はSOS

      出合わないボクとキミの世界
      拡がって濁る色
      消えかけた終点
      蔓延る文字を並べ替えて
      進化する時代を眺めてる

      キミの願いは何だ?
      落ちるボクのデータベース
      リンクして感染(うつ)るカルト
      核を移した
      壊すバックアップに
      謎めくパスワード残し
      遂に巡らす警告
      RUN AWAY

      書き殴りまた塗り潰す
      ああ予感した未来(さき)は
      ノイズに乱れ
      支配したあの青い画面(まど)
      虹彩満たす色はSOS

      消したくてまだ消えなくて
      ああ呼応する声は
      ノイズに溺れ
      繋ぎたいこの細い線
      鼓膜突き刺す音はSOS
    • easy×crazzzy!
    • 2011.04.17
    • 歌詞
      昨日の関係 バラバラぶっ飛んで
      デカすぎるリスク そろそろ迷惑だ
      相乗効果 僕らの望んだ行為は
      終わってみりゃ ただの屁理屈

      惚れちゃいそうなズルイ嘘
      ハマるノイズ 探る本音
      無知なフリして情並べ
      優しさ飼うのはYES⇔NO楽だろ

      右向け右 コチラへどうぞ
      無難策安全圏範囲内
      わりといいね 独りよがりも
      愛想尽かす前にどうにかなれば
      cause of you know?
      Don't stop moving now!

      本音と建前 グラグラいっちゃって
      自意識過剰にゃ 到底理解不能
      それならこうか 見えない明日探すより
      突っ張ってりゃ それなりの人生

      泣きたい時に笑うより
      退屈なら 恋でもしよう wow oh
      舐めあうような生温い傷
      分け合う痛みはUP↑↓DOWNするだろ

      前へ倣え アチラはドチラ
      どこかで聞いたようなありがちな愚痴
      だからいいよ 自己満足で
      飽きるまで騒げば夜も明けるさ
      show me your rule
      Don't stop shining now!

      感情論理的にどーぞ(笑)
      「つまりあいつもこいつも大嫌い」
      不完全主義的にどーよ(笑)
      「なんとなく楽しいし良いかもしん、ね!?」

      右向け右 コチラへどうぞ
      無難策安全圏範囲内
      わりといいね 独りよがりも
      愛想尽かす前にどうにかなれば
      cause of you know?
      Don't stop moving!
      show me your rule
      Don't stop shining!
      Delightful!wonder!
      easy crazzzy world!
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    • イラスト

      Illustration by
    • FAKE FADE
    • 2011.04.17
    • 歌詞
      響き渡る赤い音
      止マレの合図は
      やがて壊れてくだけの
      無意味な存在意義
      すぐに会いたいよなんて
      無茶を言ったのは
      貴方の意識を少し
      埋めたかっただけ

      互いの輪郭を舐め合い
      寂しさを分かつ存在理由
      行ったきりそれきり戻れなくて
      ズルズル引きずる甘い繋がり探して

      裂けてゆく 私の中核が
      歪んでは また 求める
      触れていて 気休めでいいから
      今だけはそばにいてよ

      絡み付く糸を辿り
      全てを縛れば
      まだ貴方は貴方だと
      自分に言い聞かせた
      過ぎた時間に縋って 愛情測ると
      何もかも許せる気さえした

      不確かなものほど優しく
      離れられないは恋愛依存
      目まぐるしく変わる愛の形
      どんな明日でも受け入れる

      消えてゆく 相対の憧憬が
      求めては また 歪んで
      行き場ない 想いなら果てるまで
      連れていって殺して

      零れ出す 透明な雫ごと
      染み入るように流れて
      サヨナラの意味をまだ知らないね
      傷痕這うナイフ

      それなら このまま

      裂けてゆく 私の中核が
      歪んでは また 求める
      行き場ない 想いなら果てるまで
      連れていって殺して

      混ざり合う愛憎
    • INST
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    • イラスト

      Illustration by てん
    • 月齢14.8
    • 2011.04.15
    • 歌詞
      翳した指の隙間から
      見つけた小さな光
      それなら僕はどうすれば
      君の中に入り込めるの

      失くした銀の針を 探そうともせず
      縫い合わせた傷口ばかり 舐めてた

      溶け出す星の雨が やがて降り注いで
      滲む月を覆い隠すのだろう
      不可解な感情は この胸を乱して
      多分 僕を離さないんだ

      重なる肌の温度より
      揺らいだ視線どこへ行くの?
      それより僕はいつの日か
      君の記憶になれるのかな

      深くて脆い絆 疑うことなく
      このまま永遠になれると 願うほど

      愛呼ぶ君の方へ 星影が傾く
      まるい月は何て切ないだろう
      不自然な感覚も 流れゆく時間が
      多分 いつか消してくれるさ

      水面に映る月は 澱んでは歪んで
      臆病な僕を嘲笑っているようだ

      溶け出す星の雨が やがて降り注いで
      滲む月を覆い隠すのだろう
      不可解な感情は この胸を乱して
      多分 僕を離さないんだ
    • 虚蝉カゲロウ
    • 2011.02.27
    • 歌詞
      春を佇(ま)つ雪よりも 儚い運命
      潔く散り逝く花
      せめて、憐れだと笑って

      もしも貴女の心が移ろおうとも
      此の想いは褪せない
      愛して愛されていた古いキヲク
      蜉蝣 腕に抱き

      軽い眩暈 嗚呼 微睡(まどろ)む声 彷徨(さまよ)う意識
      落ちる感覚が消えない
      渇く喉奥 求める熱 触れない接吻(くちづけ)
      変わらない明日を誓うなど
      所詮気休め

      春に咲く花よりも 美しい横顔
      何時の日か終るのなら
      今、サヨナラと笑って

      軈(やが)て二人の季節が移ろおうとも
      過ごした日は変わらず
      柔らかい月光が全て包んで
      陽炎の様に浮かぶ

      淡い期待 未だ流れる花 忘却(わす)れた名前
      揺れる間隔が狭くなる
      濡れた視界 縛める瞳 止まない霧雨
      終らない一(ひと)の夜の鎮魂歌(ワルツ)

      崩れ落ちる 影楼(かげろう)の下 鳴らない鈍い鐘
      どうか、どうか、どうか、幸せに成れ
      甘い夢に 陰ろうとした 果たせぬ約束
      嘘を吐くのが下手なのは
      僕ら同じだ
    • MP3
    • 一夜草
    • 2011.02.13
    • 歌詞
      音も亡く落ち行く雨に
      意識預ける様に
      思い出に瞳閉じれば
      未だ志の途中

      振り返る事も無く
      前だけ見てた
      叶わない夢以外其処には
      何も残らないと知っていた

      さんざめく通り抜けて
      雑踏に息を殺した
      君の影揺らして
      見失い 過ぎる熱情
      もう一度その名呼ぶ事
      君は赦すはず無いだろう
      行き場無い腕に触れた風

      月の暈滲む藍の夜
      星屑幾える様に
      幼気に笑う横顔
      また心燃やし焦がす

      とめどなく溢れる
      涙が乾く
      頬撫でる生温い肌は
      消えそうに揺れる幻想を見つめていた

      澱み行く海を越えて
      深底に罪を隠した
      君の声響いて
      変わらない物を信じ
      過ぎた優しさを憎めば
      僕は救われるだろうか
      凛と咲く花 濡れた風

      踊れや踊れ 蜉蝣
      果てる迄狂い周れ回れ廻れ舞われ

      一の夜に紫の炎
      恋縁りの淋しい調べを
      最後まで聴いて 嗚呼

      さんざめく通り抜けて
      雑踏に息を殺した
      君の影揺らして
      見失い 過ぎる熱情
      もう一度その名呼ぶ事
      君は赦すはず無いだろう
      行き場無い腕に触れた風
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    • MP3
    • crack doll
    • 2011.01.30
    • 歌詞
      作詞:すだちさん

      歪んだショーケースの中でぽつり
      吐く息もないまま外を見つめる
      埃ひとつないこの明るい部屋で
      ワタシだけが一点の黒ずみのよう

      貴女は無邪気に微笑んでみせて
      ワタシを「綺麗」なんて言う
      いつもいつも憎んでは焦がれ、そして
      貴女に心ごと惹かれていくの

      それは瞬かない 星のよう
      こんなに愛しいのに
      温もりさえない ワタシは
      悲しみも 伝えられないまま


      歪んだショーケースの中でずっと
      貴女を想いながら夢を描くの
      その髪に触れられるときが来たら
      ワタシと揃えて ああ 結んであげたい

      貴女が大切そうに抱くあのコの
      ガラス細工の眼に
      揺れる淡い恋の排水溝を見た
      犇き合うのは惨めな嫉妬

      それは瞬く間 滲んで
      ワタシを蝕んでく
      くすんで侵して 壊れて
      それでもただ貴女だけ想う


      それは瞬かない 星のよう
      ワタシを抱くその手が
      いつしか冷たく 沁みれば
      悲しみも 愛せるのでしょうか
    • 輪廻通り
    • 2010.12.24
    • 歌詞
      然して欲しい物など無いけど
      偶に我儘も云いたく為る
      あたし以外見ないでだなんて
      安売りの枯れた純情

      可哀想ネそうネ指差して
      また敵を増やす馬鹿な彼の子
      狡い女は お嫌いですか?
      憐れんで血迄愛して

      花の街はこんなに窮屈で
      呼吸すら出来無いけれど
      時を待ち耽るだけ 嗚呼無情
      此処を抜けたら

      輪廻通りを其の侭下って
      未練に心 売り渡すわ
      何故かしら 解って居るのに
      上手く行かない 繰り返す輪廻
      幾度でも呼び醒ませ
      もういいかい?

      然して四度目の鈴が鳴れば
      あの日雨の宵 輪廻通り
      疾うに聞き飽きた貴方の台詞
      「君は狡猾で憐れだ」

      一人は嫌否厭 癒して
      情けかけるのは噂話
      強かな恋は お好きですか?
      撫で付け奥迄愛して

      餞の花束は曼珠沙華
      燃える様に紅染めて
      ずる剥けに落ちる皮膚 何て醜女
      風が凪いだら

      輪廻通りを其の侭下って
      行きずる心 繋ぎ留めて
      可笑しいでしょう 嗤って良いのよ
      何度死んだら 愛して呉れるの

      もしあたしが此の侭下って
      戻らなくても 時代は行く
      指切りするわ だから云わないで
      サヨナラ

      輪廻通りを其の侭下って
      未練に心 売り渡すわ
      何故かしら 解って居るのに
      上手く行かない 繰り返す輪廻
      振り返る前に 早く隠れてね

      つかまえた
    • INST
    • MP3
    • イラスト

      Illustration by てん
    • 欠愛依存 another route
    • 2010.11.04
    • 歌詞
      渇くのです
      貴方が居失(いな)いと
      欲しいのです
      満たされる迄全部

      疼くのです
      傷痕がジンジン
      響くのです
      満たされぬ程内部

      焼けた咽透る至極の果実
      生死(しょうじ)する
      本能と怠惰な愛情

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      何て都合好い関係でしょう
      繋がる意味は別に無いけれど。

      喘ぐのです
      囲う腕の中
      強請るのです
      癖に為る様な愛撫

      狂うのです
      呪いの哀歌
      隠すのです
      見え切った棄て勝負

      今すぐ会いたい何て大胆な口実
      情死(じょうし)せよ
      官能を知り過ぎた純情

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      平気な表情(かお)で口移(うつ)すキャンディを
      味わう素振(ふ)りして毎夜(いつも)噛み砕く。

      欠けた此の心に
      愛を呉れないか
      依怙贔屓な狡い唇
      存分満たして

      指切拳万嘘吐いたと
      廻る運命を嘲笑(わら)いましょ
      絡んだ糸は結ぶか解くか?
      いいえ其の手でどうか引き裂いて

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      平気な表情(かお)で口移(うつ)すキャンディを
      味わう素振(ふ)りして毎夜(いつも)噛み砕く。

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      何て都合好い関係でしょう
      繋がる意味は別に無いけれど。

      そして此のまま何時か息絶える。
    • INST
    • MP3
    • イラスト

      Illustration by てん
    • undoll*remake*
    • 2010.10.17
    • 歌詞
      もしも叶うなら
      あたしに声を
      何度も呼ばせて
      その名前を

      眠れない夜ならば
      終わらない夢を

      繋ぎ目だらけの身体も
      軋むほど抱き寄せて
      過去(いつ)か見た日々に消えるような
      この歌が届くように
      やがて星になる君へ

      もしも叶うなら
      共に死(さいご)を
      何度も聴かせて
      愛の意味を

      変わらない朝ならば
      もう一度夢を

      無機質な両手かざせば
      すり抜ける甘い熱
      何もかもすべて刻み込む
      儚い光のように
      一瞬を翔ける君へ

      無機質な両手かざせば
      すり抜ける甘い熱
      何もかもすべて刻み込む
      一瞬の永遠を見せて

      繋ぎ目だらけの身体も
      軋むほど抱き寄せて
      過去(いつ)か見た日々に消えるような
      この歌が届くように
      やがて君が星になる

      その日まで眠らないよ
    • INST
    • MP3
    • ALICE GAME
    • 2010.08.09
    • 歌詞
      嘲笑うレプリカたち
      此処では全てがリアル

      かみつきたい たべてもいいでしょ?
      どんな味がするんだろう
      君にイイコト教えてあげるから
      名前なんて捨てればいい

      不思議に眠る森に息を潜め
      そろそろお茶会(パーティー)始めよう
      さぁ夜が来るよ
      ココロの奥の奥に 迷い込む少女
      離れられるはずもない
      僕を射る青い眼
      ready?wake up,ALICE!

      「もう名前を呼ばないで」
      「甘いお菓子はいらないの」

      愛されたい 誰もがそうでしょ?
      自分だけを見て欲しい
      君のイイコト教えてくれたら
      朽ちるまで愛し尽くそう

      不思議に眠る森を彷徨って
      破れたページ探し
      何かを失くした
      ココロの奥の奥へ もっとずっと先へ
      怖いものなどないから
      どうか、お手を拝借
      lady!kiss me,ALICE?

      不思議に眠る森がやがて醒め
      君を連れて廻(まわ)るなら
      ×××を殺そう
      上辺だけの笑顔に
      媚び売るフリして
      赤×黒(あかくろ)カードをばらまけば
      終わらないゲームさ
      baby!kill you,ALICE!
    • イラスト

      Illustration by てん
    • ブルウ・ブロオ・フォレスト
    • 2010.06.20
    • 歌詞
      霧雨に滲んで
      途切れかけた月明かりを
      浴びた花とともに
      いま君はいる

      選んだ道が間違っていたとしても
      後悔はしない
      もう他の誰も愛せない
      このまま迷おう 深く

      ah,眠らないで
      uh,時を越えて
      ah,いつかのメロディー
      口ずさむこの歌を

      あの雲が千切れて
      やがて離れていくように
      ざわめき揺れる樹々
      誘うワルツ

      明けない夜がないのなら
      いつまでも置き去りにして
      もう君の声を思い出せない
      鍵をかけた記憶は 脆く

      ah,蒼い炎が
      uh,僕を包んだ
      ah,優しすぎる
      今は色褪せたキス

      幾千の日々を越えて
      幾万の星を数えて
      幾つかの夢を忘れた
      この森で

      blow over blow,
      溶けて融けて
      blue forest,
      輪廻り巡って
      blow over blow,
      またいつか出逢おう
      蒼い風の吹くこの森で
    • 欠愛依存
    • 2010.05.02
    • 歌詞
      渇くのです
      貴方が居失(いな)いと
      欲しいのです
      満たされる迄全部

      疼くのです
      傷痕がジンジン
      響くのです
      満たされぬ程内部

      焼けた咽透る至極の果実
      生死(しょうじ)する
      本能と怠惰な愛情

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      何て都合好い関係でしょう
      繋がる意味は別に無いけれど。

      喘ぐのです
      囲う腕の中
      強請るのです
      癖に為る様な愛撫

      狂うのです
      呪いの哀歌
      隠すのです
      見え切った棄て勝負

      今すぐ会いたい何て大胆な口実
      情死(じょうし)せよ
      官能を知り過ぎた純情

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      平気な表情(かお)で口移(うつ)すキャンディを
      味わう素振(ふ)りして毎夜(いつも)噛み砕く。

      指切拳万嘘吐いたら
      針千本呑ませましょ
      何て都合好い関係でしょう
      繋がる意味は別に無いけれど。

      そして此のまま何時か息絶える。
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    • 君はずっとそこにいて
    • 2010.04.25
    • 歌詞
      君はずっとそこにいて
      戸惑いながらでいい
      変わることが強さと
      信じていたいから

      細い指がなぞるのは
      遥か遠い幻想の星
      心ごと身体貫ける
      強く鋭い光

      その存在を確かめたくて
      伸ばした手は
      触れ合えないと瞼閉じれば
      何かを掴める?

      君はずっとそこにいて
      戸惑いながらでいい
      今はまだ言わないよ
      別れの言葉は

      everlasting story
      looking for the truth!
      曖昧な理由でも
      変わることが強さと
      信じていたいから

      聞き飽きた言い訳にも
      頷いて背中押す声と
      見え透いた嘘さえ笑って
      騙されるその優しさ

      大人になんてなりたくなくて
      足掻いたけど
      無力さに唇噛み締める
      矛盾に苦しむ

      僕はまだここにいて
      もどかしい距離開いた
      今はまだ聞かないよ
      本当の気持ちは

      everlasting story
      looking for the truth!
      裏切りの期待なら
      いずれ消える時まで
      願っていたいから

      君はずっとここにいた
      君はまた泣いていた
      君はきっと知っていた
      君は分かっていた

      君はずっとそこにいて
      戸惑いながらでいい
      今はまだ言わないよ
      別れの言葉は

      everlasting story
      looking for the truth!
      曖昧な理由でも
      変わることが強さと
      信じていたいから

      変わることが強さと
      信じているから
    • undoll
    • 2010.03.28
    • 歌詞
      もしも叶うなら
      あたしに声を
      何度も呼ばせて
      その名前を

      眠れない夜ならば
      終わらない夢を

      繋ぎ目だらけの身体も
      軋むほど抱き寄せて
      過去(いつ)か見た日々に消えるような
      この歌が届くように
      やがて星になる君へ

      もしも叶うなら
      共に死(さいご)を
      何度も聴かせて
      愛の意味を

      変わらない朝ならば
      もう一度夢を

      無機質な両手かざせば
      すり抜ける甘い熱
      何もかもすべて刻み込む
      儚い光のように
      一瞬を翔ける君へ

      無機質な両手かざせば
      すり抜ける甘い熱
      何もかもすべて刻み込む
      一瞬の永遠を見せて

      繋ぎ目だらけの身体も
      軋むほど抱き寄せて
      過去(いつ)か見た日々に消えるような
      この歌が届くように
      やがて君が星になる

      その日まで眠らないよ
    • MP3

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